2012年6月22日金曜日

メディア情報


塩尻能、子供教室が紹介されました。

週刊まつもと6月15日号

FM長野  6月16日
SaturdayD

松本経済新聞

能のトリビア?

塩尻市ロマン大学様の講義後にお邪魔して、少しお話をさせていただきました。
学生の皆様は目が輝いていて若々しかったです。
つたない話を聴いてくださってありがとうございました。
↓は原稿メモです。

2012年6月20日水曜日

いよいよ発表会

日曜日はリハーサルを残して、最後のお稽古がありました。
先生方は着物に袴姿で凛々しく、大人の稽古のときと同じに真剣です。
先生がおしゃっていましたが、子供さんに稽古をつけるときは、
先生が全力を出さないと子供たちがまったくついてきてくれないそうです。
でも、どんなに疲れている時でもお稽古をすると、逆に子供たちに元気をもらえるそうです。

2012年6月19日火曜日

特別企画 ”塩尻の地酒と能のコラボレーション”

いよいよ公演が近づいてきましたね。
みなさまご存知のように、今回の演目、「俊寛」と「猩々」はお酒がでてきます。 
俊寛はただの水もお酒と思って呑もうではないかと名台詞をいいます、
猩々はお酒が好きでいつも酔っ払っていて真っ赤な顔の妖精です。
それにちなみまして、レザンホール様のご協力のもと、
特別ラベルの塩尻の地酒が当日販売されます。
塩尻市内には、歴史のある4つの酒蔵があります。
それぞれこだわりのある4つの銘酒が当日のみ一堂に集まります。

「笑亀」

「美寿々酒造」

「高波」

「杉の森」

杜氏さんのお話をきくと、地酒はその土地土地の自然環境とよい水とよい米と、
人の長年の叡智の結晶なんですね。
いわば、土地のエネルギーのエッセンスなのかもしれません。
そういう意味では地域の大切な文化の一つなのではないでしょうか。
蔵にはかすかですがよい香りがしていました。麹なのかな?
どこか懐かしい気持ちがしました。

* * *

そして、能にちなんだ特製のラベルを作っていただきました。
なんと書を書いてくださったは、俊寛のシテをされる野村四郎先生と
猩々に出演される鵜澤久先生です。
先生方ありがとうございます。当日は原書も展示します。
まだ、ラベルを見てないのですが、それぞれ準備がすすんでいるそうです。
ありとうございます。たのしみですね。

2012年6月4日月曜日

木曽漆器祭/奈良井宿場祭

2日3日はメンバーの方数名と木曽の漆器祭り(平沢)/宿場祭り(奈良井)で、
観光客の方々に塩尻能のチラシを配ってPRさせていただきました。
現場に行ってから無茶振りをしてしまったかなとちょっと危惧していましたが、
メンバーのみなさんはコミュニケーション力が非常に高く(私をのぞく・・・)、
多くの方にお話して塩尻能をPRすることができました。
子ども教室の生徒さんも4名参加してくれて、
おそらく人生はじめての(?)チラシ配りを一生懸命やってくれました。
お能と子どもの組み合わせのギャップにびっくりされる方が多かったです。
狂言の「柿山伏」が教科書に載っているので知っていて観に行きたいといってくれた小学生もいました。
塩尻で能の教室があるというインパクトは残せたかもしれません。
野村四郎先生も仰っていたように、人から人へ伝えていくことが大事ですよね。

さて、お茶壺道中はなぜか遭遇できず幻におわりましたが、
お昼には観光協会の前で山うど汁のサービスがあったのでいただきました。
お味噌汁が緑色になるくらいうどがたっぷりとさば缶ががちょっと入っています。
はじめていただきましたが、木曽の山の息吹が感じられる風味でした。
そして夕方は平沢に立ち寄り、奈良井川の岸にある「檜舞台」を見ました。
地元の方数名から「昔、能をやった舞台があるからあなたたち使ってよ」と言われたからです。
実際みると能舞台というよりはミニ国技館という感じでしたよ。
それから、平沢の町中に戻ると一軒の工房にお邪魔しました。
庭の奥の蔵から翁のような職人さんがでてこられて、
「漆器を作るときはまず道具を作るところからはじまる」と、
鯨のひげで作ったへらや人の髪の刷毛を見せてくれました。
鯨のひげは能面の裏にもばねとして使われているそうです。
今では手に入りにくい貴重な材料です。
意外なところで能と漆器はつながっていました。